久しぶりの更新~ひとやすみ_マーケティングについての考察~
みなさん、お久しぶりです。
前回の投稿から結構な時間が経ってしまい大変申し訳ありませんでした。
実は私事ですが田舎の父の病状が悪化したために急遽田舎に帰ったりしてばたばたしておりまして・・・。
で、本来なら今回からいよいよ「データ分析」について触れていくところだったのですが、ちょっとタイミングを外してしまったので私自身も何を書くべきだったか失念しちゃっているという・・・(笑)。
で、まぁ久しぶりなので前回に続きで申し訳ないのですが、「ひとやすみ」的な内容を本日はお送り致します。
いきなりですが、実は私は独り者でして・・・(笑)。
食事は当然自炊していますので、スーパーマーケットへの買い物も日常茶飯事です。
が、いつも買い物をしていたスーパーが改装のために長期休業に入ってしまったのです。
これが実に困った事態でして。
私は豆腐がないと生きていけないくらいの豆腐マニアなのですが、いつも買い物にいくスーパーで買っていた豆腐は私の好みにどんぴしゃのクオリティのものでした。
ですが、上記の通り改装でお店は既に休業に入ってしまっていますので、やむなく他のスーパーで違う豆腐を色々と試しているんですが・・・これがなんともうまくいかないというか・・・。
美味しいと思える豆腐に巡りあえないんですよ。
で仕方ないので代替の豆腐で一番マシだと思えるものを買って我慢しているのですが、豆腐を食べる頻度は目に見えて落ちてしまいました・・・。
これ、どういう状態だかみなさんはおわかりになりますでしょうか?
私は今まで買い物をしていたスーパーに非常に満足していたのが、今は他のスーパーに満足が出来ず、買い物及び自炊の頻度も減っていると言う・・・。
マーケティング的に見ると、私が買い物をしていたお店以外のお店は大チャンスなはずですよね?
だって、今までのお店で買い物をしていたのは私一人ではないわけですから、良い品揃えや安い価格などをこの機会に徹底的にアピールすれば相当な数の新規の顧客を獲得できる絶好のチャンスのはずです。
ですが、現に私のように「今までのスーパーと同じだけの買い物を他店ではしない(必要最低限の買い物、しかも頻度は減っている)」という客が現れている・・・これはマジョリティではないかもしれませんが、決して私一人だけの現象ではないと思います。
では、その他のお店は新規顧客の獲得の絶好のチャンスであるこの機会に何をすべきだったのでしょうか?
次回以降(今度こそちゃんとやりますよ笑)でお話していく「データ分析」、それに伴う「マーケティング」の中で、今回のお話の続きを解説していきたいと思っていますので、それまでみなさんも考えておいて下さいね!
次回更新は(またアクシデントが起こらない限り)今週中にする予定ですので、お楽しみに!
~ひとやすみ~自分を知るという事
みなさん、こんにちは!
( ・∀・)ノ
本日の記事からいよいよデータ分析の中身に触れていく・・・予定でしたが(笑)。
その前に大切な事をひとつ言い忘れましたので、今回は「ひとやすみ」コーナーとして「自分を知るという事」をお届けします。
私は職業柄色々な荷主さんたちと今までお話をして参りました。
実際に荷物をお預かりする立場の荷主様、コンサルティングだけを受けられた荷主様、ちょっと改善のヒントが欲しいとお見えになった荷主様・・・私が関わる立場は様々でしたが、全ての荷主様に共通して携わったのは「データを拝見した」という点でした。
もちろん詳しく分析した案件もあればざっくり傾向だけを見させていただいた案件もありました。
でも、大抵の荷主様についてのビジネス上の傾向は把握できました。
そして、ほとんど全ての荷主様に今まで何らかの質問をさせていただいております。
・貴社の売上構成比は把握しておいでですか?
・貴社の商品の購買層の年齢は把握しておられますか?
・貴社の販売実績上、男性と女性どちらがどのくらいの割合で購入されているか把握なさってますか?
・・・等々質問は多岐にわたりますが、内容的にはその荷主様のビジネス上の傾向についての質問ばかりをさせて頂いております。
大抵の荷主様は私の質問にすぐにご回答いただけます。
しかも解説付きで。
しかしですね・・・ちょっと言い難いのですが・・・残念ながらほぼ全ての荷主様が誤った把握のしかたをしておられるようです。
誤り方も色々・・・めちゃめちゃダイナミックに誤って把握しておられる方(笑)もいらっしゃれば、ちょっと偏った見方をされる方、あるいは「残念、もう一歩・・・」という方も。
これは、企業様の規模に関わらず、業種・職種に関わらず、等しく見受けられる傾向です。
要は、把握すべき点をきちんと把握されていない荷主様があまりにも多くいらっしゃるのです・・・。
ここをきちんと理解されないと、せっかくの「ビジネスの未来」が誤った方向に行ってしまいかねません。
「自分を(自社を、自店を)知る」という事はそれほど大切・重要な事であり、そして残念ながらほぼ全ての方がそれをきっちり把握されていない、という事なのです。
※ちなみに一番多いタイプが「自分のことは自分が一番良く判っている。自分のいう事に間違いは無い」と過信される方です。
もちろんそうした自信は大切なものですが、それをきちんと数値で裏付ける冷静さをお持ちになると、なお一層良いと思いますよ・・・。
そう、今このブログで私が伝えようとしている「データ分析」はまさに「数値での裏付け」であり「見えない何かを浮き彫りにしてくれる」作業なのです。
データをきちんと解析し、事業環境の変化や新たな事業展開、新たな商品投入などの大切なステップを「より間違いの少ない」「より成功する確率の高い」ステップへと昇華させるためにも・・・ぜひこのブログで次回からお伝えする「データ分析」について閲覧されることをお勧めいたします。
次回こそデータ分析についての具体的な中身をお伝えする予定ですので(笑)ぜひお楽しみに!
それではまたお会いしましょう!
(*´Д`)ノ
マーケティング~その②分析に必要なデータ項目
みなさん、こんにちは~♪
( ・∀・)ノ
前回のブログで「次回はデータに必要な項目について・・・」などと書いてましたので、今回はそれについて述べさせていただきますね!
・・・と、その前に
「分析」って言葉を耳にすると、何やら難しそうなイメージが浮かぶ方がいらっしゃるかもしれませんが、実際はそんなに構える必要はありません(笑)。
ただ単に、ご自身のお店や事業の「現在の傾向を確認して、次に打つ手を考える」作業のためにする、ただの「準備」です。
よくテレビやら書籍やら何やらで「分析のスペシャリスト」みたいな言葉がでてきますが、あれはただ単にかっこよく言ってるだけで、実際はそんなにスペシャルなものではありません(笑)
もちろん、国家の行く末を案じて行う分析などは「スペシャル」なものかもしれませんが(笑)、お店の傾向を把握して次に打つ手を準備するための分析など、正直に言えば(やり方さえ知っていれば)中学生でも高校生でも出来る作業です(笑)
だって、お店の売り上げについて表計算ソフトで管理し、それをほんの少しの関数やピヴォットテーブルを使って数字の見え方を変えるだけですからね・・・今まで行った事がない方は「やり方をご存知ない」か「とっつき難さを感じてあきらめている」かのどちらかだと思いますよ♪
お店や事業の売上の傾向の分析のやり方は、何回かに分けてじっくりとお教えしていきますし、それをするために必要なデータの作り方も今回お教えしますので、何も心配なさらず気楽に読んでみてくださいね♪
※ここでいう「データ」とは必要な項目が記録された表計算ソフトのファイルの事を示します(わかり易く言えば「エクセル」ですね)
おっと、もうひとつだけ・・・
これから数回にわたってお教えする分析作業ですが、読者のみなさんがどのようなお仕事をされていても「必ず」役に立つものです!
例えば貴方がパン屋さんを営んでいても、靴屋さんを開いていても、喫茶店、ラーメン屋さん、花屋さんでも・・・実際にお店を構えていても、通信販売のサイトだけで仕事をしていても、なんなら「物販業」でなくても役立ちますよ!
詳細は随時「例えば○○屋酸の場合なら」などと注釈していきますので、ご心配なきように!
※このブログはあくまで「データ分析のやり方をご存じない方に優しく教えるための」ものなので、すでにこうした知識をお持ちであり且つご自身のお仕事でデータ分析を活用されていらっしゃる方々には特に目新しい情報はないかと思われます・・・念の為。
《データ分析に必要なデータの項目》
・販売年
・販売月
・販売日
・販売曜日
・お客様名(※可能であれば)
・お客様住所(※可能であれば)
・お客様性別(※可能であれば)
・商品コード(JANコードでも可、無ければ商品名)
・販売数量
・販売単価
・商品原価(可能であれば)
上記の項目の数の増減により、もちろん分析できる内容は変わってきますが、基本的なものはこのくらいで充分でしょう。
後は業種や業態によって付け加えたり減らしたりすれば充分です。
上記のたった9項目をエクセルなどの表計算ソフトのシートの一番上に記載し、後は販売があり次第ひたすら下に実績を記録していくだけです♪
なお、この分析作業用のデータは1週間や10日程度のものでは何の意味もありません。
どんなに少なくとも直近3ヶ月、理想を言えば年間通して、対前年比(月次レベル)も算出したいなら少なくとも2年分は必要です。
気の遠くなるようなお話でしょうか・・・?
でも、毎日の販売の実績は取ると取らないとでは後々大きな差が出てくる可能性の方がはるかに高いですから、ここは頑張って積み重ねていきましょう!
次回はいよいよ分析についてのお話に進んでまいりますので、ぜひお楽しみに!
(*´Д`)ノ
マーケティング~その①
みなさん、こんにちは。
前回の記事で「次回から数字について・・・」なんて話しましたので、今回からは予定通り数字について色々とお話していきます。
数字についても色々あるというのは前回の記事の中で少し触れましたが、今回の記事からみなさんにお話していくのは「ビジネスを営む上で最も大切な数字」である「お金」の部分、まずはマーケティングについてお話していきたいと思います。
一口に「マーケティング」といってもそこには色々な種類がありますよね。
「販売」に関わるもの、「仕入」に関わるもの・・・はじめはまず「販売に関わるマーケティング」からお話していきたいと思います。
例えば通信販売のサイトを営んだり、実際にお店を運営されている方々にとってもっとも敏感になる部分はやはり「売上金額」ではないでしょうか。
もちろん利益が最重要なのは子供でも理解できる理論ですが、その利益のボリュームに大きく関わるのが「売上」という数字です。
この「売上」を上げるためにみなさん日々頭を悩ませていると思いますし、効果を得るためにマーケティングの書籍を読んだりしている事とも思います。
もちろんそれもひとつの方法ですが、実はみなさんのお手元にマーケティングに役立つとても大切な宝物が転がっているのです。
それは「販売実績データ」です。
実際に「誰が」「何を」「いくつ」「いくらで」「どうやって」買ったかが明快に記されたこの「販売実績データ」、もちろん活用されている方々も多いでしょう。
例えば過去の売り上げ実績を見て「何が売れたか」くらいの分析はほとんどの方が実行されていると思います。
ですが、この「販売実績データ」にはマーケティングについて非常に大切な他の情報もたくさん記されています。
この「販売実績データ」から何が読み取れるか、そしてどのように分析しどのように活用すればどのような効果が得られるか、そうした事を今回から数回に分けてお話していきます。
予めお断りしておきますが、ここで私が唱える「販売実績データ」については後の分析作業に必要なデータを記録するためのフォーマットがあります。
皆様のお店や通信販売サイトでのデータには私の唱えるフォーマット上で不足している部分もあるかもしれません。
または個人で営業されている飲食店さんなど「そもそもデータなんか取ってないよ」という方もおられるかもしれません。
でも大丈夫、今から始めましょう。
明日・あさってに効果の出るものではなくても、ある程度未来に目を向けていけば徐々に効果は現れてきます。
今やらなければ何年たってもその効果は現れません。
レジから出るデータである程度のことはわかっても、改めて表計算ソフトなどにまとめておくと、後日の分析が非常に楽になります。
また、通信販売サイトを営む事業者のみなさんは、販売実績データがなくても「出荷実績データ」なら必ずあるはずです。
通販モールなどを利用されている方ならそのモールが準備したデータが必ずありますし、自身で構築したサイトであっても宅配業者を利用している限りは宅配業者の荷札発行ソフトから必ずデータはダウンロードできるはずです。
そうしたものを活用して日々のデータを蓄える癖をつけておけば、今後お話しするマーケティングについての分析は勿論のこと、外部環境の変化(商品の逸り廃りなどの変化)にもすぐに気付くことができますので「販売機会損失」や「不良在庫を抱える」などのリスクは格段に少なくなるはずです。
長くなってしまいましたが、次回は「販売実績データに必要な項目」についてお話しする予定です。
各項目を記録していくことでどのような事がわかるか、またそれを分析するために必要な手法についてなど、いよいよ具体的な内容に言及していきます。
ぜひご期待ください!
(*´ω`)
物流における「数字」について
みなさん、こんにちは。
先日のブログで「物流とは数字の仕事である」みたいな事を書き連ねたかと思いますが、次回からこの「数字」についての色々を書いていこうかと思っています。
この「数字」がわかるようになると、物流だけではなく販売のマーケティングに活用したり新たな事業を興す時に予測が付きやすくなったりするという利点があります。
もちろん、「数字」といっても色々な数字がありますよね。
金額だったり、個数だったり、大きさや重さだったり・・・。
それぞれの数字の特性をきちんと理解していれば、数字の集まりの中から見たいものの姿が見えてきます。
それらを分析していく事により、現在の業務の姿や今後のあるべき姿を正しく想定する事が出来るようになります。(もちろん「想定」ですから正しくなくてもいいんですが、余計な手間をかける事を避けるためにも早く正解に辿り着きたいですよねw)
今後このブログでは、数字を活用した分析の方法やそれをすることによって得られる効果なども具体的に書き綴っていこうと思っていますので、どうかお楽しみに!
また、このブログでお伝えするだけでなく、実際に「どうやるのか」などの詳細もお伝えしたいと思うので、来月からセミナーを開催しようと思っています(もちろん無料ですw)。
当面は群馬県を中心に活動する予定ですが、ひと段落したら埼玉県や栃木県などの近隣県、そしてゆくゆくは東京でも開催しようと思っていますので、ご興味がおありの方は是非ご参加ください!
それではまた次回の更新をお楽しみに♪
「物流」というお仕事
みなさん、こんにちは。
2回目の投稿になりますが、まずは私の従事している「物流」というお仕事についてみなさんに知って頂こうと思います。
みなさんは「物流」というとどのようなイメージを思い浮かべますか?
「トラックで荷物を運ぶ」「倉庫で商品を管理する」というのが一般的な「物流」という仕事に対するイメージであると思います。
はい、間違ってはいませんよ!
ですが、それだけではありません。
実は「物流」と言う仕事は非常に奥が深い仕事でして・・・例えば単純に「荷物を倉庫に預ける」といっても、どのくらいの大きさの倉庫に預ければいいのかとか、荷物をトラックで運ぶにしてもどのくらいの大きさのトラックを手配すればいいかとか・・・。
あるいは倉庫で商品を管理する際に、どのくらいの人手が必要になるのか・・・そもそも入荷したものはどういう理由でどこに置けばいいのか・・・販売されて出荷する商品はどこからどうやって出したらいいのか等々、単純に「物流」といっても結構理論立てて考えないとうまく運用できません。
私の仕事はこうした「理論」を考えることが主な役割です。
・どれくらいの商品をどれくらいの倉庫に納めるか
・入荷した品物をどうやって管理するか
・入荷した品物を倉庫のどこにどうやって保管するか
・出荷される品物をどうやってピッキング、検品、梱包するか
・運送便はどの便でどうやって運ぶか
・それら全てを一元管理できるシステムをどう構築するか
等々、挙げればキリがないほどにひとつの倉庫を運用するまでにはやらなければならない事がたくさんあります。
そうした事象を全て「数字」を使って分析~立案~検証~実行するのが私の仕事です。
そうです、「物流」は「数字の仕事」といっても間違いではありません。
こうしてお客様の相談に乗り、課題や要望をお聞きし、最適な倉庫を設計~運用するエンジニアリングの部分をこなすのが私の日々の仕事です。
「物流」というとどうしても一昔前に流行った「3K(キツイ、キタナイ、キケン)」というフレーズを思い出す方もいらっしゃるでしょう。
もちろんそうした部分がまったくゼロと言うわけではありませんが、「物流」という仕事のほぼ全ては「数字」「時間」を抜きにしては語れないくらいロジカルな世界なのです。
上記のようなエンジニアリングの部分も今後このブログで触れていきたいと思っていますので、興味のある方はお楽しみに!
では、また次回!
「ブログ始めましたよ」というごあいさつ(笑)
みなさん、初めまして!
このブログは、私の物流コンサルタントとしての経験を活かし、物流業界の裏話を面白おかしく伝えたり、お店や通販サイトを営んでいる方々の役に立つ豆知識などを伝えようと思い、始めることにしました。
「物流コンサルタント」などというと何やら怪しげな肩書きだなと思われるかもしれませんが、現在私は物流コンサルタントとしての仕事で代金を頂戴するような事はあまりしていません。
まぁ、昔はサラリーマンコンサルタントとして会社に所属してましたので、その時は報酬はいただいていました。それが仕事っちゃあ仕事でしたから(笑)
ただ、今は実際に物流業務を受託して実運営のお手伝いをすることでお客様から報酬を頂戴していますので、コンサルタントとしてのノウハウはお客様のために無料でご提供させていただいている形です(よっぽど大変な仕事に限り要相談ですが)。
前置きがちょっと長くなってしまいましたが、要はコンサルタントとして働いていた時に実際にあった面白い裏話や、ちょっとした豆知識、実際にあった問題を解決した事例などをこのブログでみなさんにご提供させていただこうと思っています。
読者のみなさんに楽しんで頂けたり、お仕事の役に立てていただけたり、あるいは現在抱えておられる問題解決の一助にでもなればと思っています。
また、読者の皆さんからもし何か物流に関しての質問などをいただいたら、答えられる範囲にはなってしまいますがどんどんお答えしていこうと思っています。
これから不定期で投稿していこうと思っていますので、どうか末永いお付き合いの程宜しくお願い申し上げます。
m(´・ω・`)m